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福音館書店「かがくのとも」2021年12月号より、「さわる たんけんたい」を刊行しました。

本書は、子どもが「さわることを科学する」ための世界初の教科書です。2016年から本書企画に取り組み、5年かけて上梓しました。 英語タイトルはTOUCH LAB.

ぜひ親子で読んでみてください。

(2021/11/18 追記)

#さわるてじな、学術用語では触錯覚と呼ぶ、人間の知覚現象をおうちにある身近な素材で体験する動画コンテンツを #福音館書店 のYouTubeチャンネルにて公開しました。

動画制作は、#SFCTOUCHLAB メンバーで、写真家の kale ishigamiさんに監督・キャスティング・撮影・編集をお願いしました。研究会で実施してきた、さわり心地の視覚化・聴覚化研究の成果も、ちりばめています。

秋の夜長、というよりも、冬の気配がとみに感じられる今週末ですが、公園で拾った2021年秋の素材を使って #みんなでさわるたんけんたい を楽しんでいただき、さわるてじなもご家庭や保育園・幼稚園でぜひご体験ください。

なお、手袋によるさわるてじなのモチーフは、名古屋工業大学の佐野明人教授の「触覚コンタクトレンズ」研究の発見の端緒である軍手から頂戴しています。

 

「きょうの日経サイエンス」の記事制作に協力しました。

The Patapoutian Labで多くの研究に携わった野々村先生(現 基礎生物学研究所)の、生き生きとしたコメントも掲載されています。

2021年ノーベル生理学・医学賞:温度受容体と触覚受容体の発見で米の2氏に

今回の受賞の対象になった機械受容チャネルPiezoについて、Piezo 2 チャネルを介したメルケル細胞の触覚センサとしての仕組みをJT生命誌研究館のウェブサイトにて解説していました。今回のノーベル生理学・医学賞のPiezoチャネルに関するquick recapにどうぞ。2014年は3つのラボが同時にメルケル細胞の謎を解明した歴史的瞬間だったのでした。高度な触覚センサとして活躍する小さな細胞 | JT生命誌研究館

Ardem Patapoutian先生と共著の論文をNatureに掲載していたので、2021年度のノーベル生理・医学賞のページにも、名前を掲載していただきました。Merkel cellからあそこまで美しいMechanosensitive currentを計測したのは、2014年当時(初めての計測は2013年2/14 Valentine's dayの午前2時頃@NYCでした)、僕の右に出る人はいませんでした(それくらい、研究内容が専門的でもありました)。Stanford大学で教鞭を執っているMiriam B. Goodman先生(Goodman Lab)が、北米生物物理学会(BioPhysics)の年次大会でearly dataを2014年に発表したときに、門外漢の研究者である僕を褒めていただいたことは本当に嬉しかったです。

次は自らのノーベル生理・医学賞を皮膚科学分野で獲得できるよう、これからも研究に精進してゆきます。

The 2021 Nobel Prize in Physiology or Medicine (https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2021/summary/)

日本学術振興会 新学術領域・多元質感知で取り組んだセンシュアルな音響質感メディア [含む ASMRコンテンツ]研究を言及し、感覚を揺さぶる 深奥質感 の側面に触れました。
御覧ください。

(クロスレビュー)ビリー・アイリッシュの世界

TOUCH SCIENCE / Graduation project発表会として、4件の発表を行いました。Happy summer vacation!

  • Shafira Ayu Ramadhani, Developing Guideline for Haptic Videography [優秀卒業プロジェクト講演]
  • 永島徹也、木村慧、触感スイッチの押し込み感の評価
  • 伊賀理心、尾寺美音、後藤なおみ、実体物の深奥質感評価フレームワーク構築
  • 石上結菜、飛騨香花、触覚形容詞に対する触動作想起の調査

田中浩也研究室にて、TOUCH FAB 2021SSの最終発表会を行いました。当日は関内にある田中研究室にて、3人の先生方から講評をいただきました。

今回、"3D printed fabrics"のテーマに即して3つのチームが4つの研究成果を発表しました。

We are going to have the open lab for two days.
SFC TOUCH LAB Mini オープンラボ 2021 SS[仲谷正史研究会 春学期 成果発表会]を行います。
次学期以降に仲谷研究会履修を希望する方、聴講を参加を希望する学生の皆さんは、下記のGoogle Formよりお申し込みください。

TOUCH FAB: July 15th (Thursday), 3:30-5:00pm: 3D printed fabrics (live at Hiroya Tanaka Lab)
Evaluators: Prof. Hiroya Tanaka and JST COI members at Hiroya Tanaka lab

TOUCH SCIENCE: July 29th (Thursday), 3-5:00pm: Research progress, including a final presentation by senior students

Please join us if you wish to. Here is the submission form for participation.
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSea1Gp5IpBQXSj_ucvoGgb7_Edq0om-fYXQ3fWND9xMFK93wA/viewform

北海道大学 電子科学研究所との共同研究が、Scientific Reports誌に採択され、
JST 科学技術振興機構/北海道大学/慶應義塾大学の共同プレスリリースを発行しました。

人間の触錯覚のメカニズムを数理皮膚科学によって解明
~世界で初めて「魚骨触錯覚の消失現象」を発見、技術開発応用への期待~
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20210604-2/index.html

皮膚科学・神経科学・計測工学・知覚心理学の研究手法を援用して、人間の触知覚メカニズムの究明を試みた研究の成果物です。

2005年に発見したFishbone Tactile Illusionが(研究1)(研究2)(研究3)、16年間の歳月をかけながら、
息長く研究をしたことで、今回の知見が得られました。

ご指導いただきました先生方に、厚く御礼申し上げます。

FMラジオJ-WAVEの情報番組 Growing Reed に出演しました。

パーソナリティの岡田准一さんに、これまでの触覚研究や触質感研究の知見を噛み砕いてわかりやすく言い換えていただきました。また、岡田さんがインストラクターの資格を持つ武術・武道の話題から、日本刀の打ち込む刀工の身体感覚の質感の違いについても語っていただきました。

また、慶應義塾大学SFCにて開講しているの授業「触覚の科学と技術」から生まれたタピオカ錯触覚(ベルベットハンド錯覚のVariant)の話題についてもラジオながら触れていだきました。